ボトルで分かるワインの産地
本当のワイン通は、テイスティングなんてしなくても、ボトルを人目見ただけで、そのワインの産地が分かると言います。皆さんも挑戦してみますか、聞き酒ならぬ、見みワインに・・・?
私たちが比較的よく見掛けるのが、いかりのような形をしたワインボトルではないかと思いますが、あれらはフランスの南西部、ボルドー地方で作られるワインに多く使われています。その名もズバリ「ボルドー型ボトル」、なんだそのままじゃんってかんじですね。
という事で、ボルドー型ボトルがあれば、当然のごとく、ライバルであるフランス南東ブのブルゴーニュ地方で作られたブルゴーニュワインを入れる「ブルゴーニュ型ボトル」も存在します。こちらはなで肩でやや安定性のあるボトル。あのボージョレ・ヌーボーもこのブルゴーニュワインに分類されるので、本来ならブルゴーニュ型ボトルに入っているはずなのですが、何故か最近は、ペットボトルに入っているものが登場して来ていますね。ビックリです。
一方、フランス北東部に位置するアルザス地方で作られるアルザスワインは、スリムでスマートなダークグリーンのボトルに詰められています。これが「アルザス型ボトル」と呼ばれるボトルで地理的影響が大きいのでしょうか、隣接しているドイツのワインボトルとそっくりです。
ではでは、このアルザスワインとドイツワインは、どうやって見分ければいいのでしょうか? それは簡単で、ボトルの色に注目すればすぐに分別出来ます。
ドイツワインは、国内を流れる2つの大きな川によって、大きく2種類に分類する事が出来、ローレライでおなじみ、ライン川沿岸で作られるワインをラインワイン、フランスから流れ込むモーゼル側流域で作られるワインをモーゼルワインと表記しています。そして、モーゼルワインのボトルは、やはりアルザス地方の流れを汲んでいるのでしょうか、薄い緑色をしているのに対し、ラインワインのボトルは茶色っぽいものが目立ちます。
つまり、おなじような背高のっぽのワインボトルでも、色が茶色っぽければラインワイン。薄い緑をしていればモーゼルワイン。濃い緑色ならアルザスワインなのです。とは言え、この3種類のワインボトルを並べると、まるで兄妹みたい! そして、ブルゴーニュ型ボトルはお母さん、ボルドー型ボトルはお父さんといったところでしょうか?
さあ、ワインの見分けに、いざ挑戦です。