ワインの重い・軽いのお話
"今日は久しぶりにフルボディのワインをいただこうか!"、
"はい、かしこまりました。では、こちらはいかがでしょうか?"
レストランで、こんな会話を聞いて、
"それって、フルボトルの言い間違いじゃないの!?"
なんて思わないで下さいね。ついでに、
"あちらと同じ物を!!"
と、オーダーしたら、帰りがけにレジで目が点になるかも知れませんから、くれぐれも要注意です。
フルボデぃのワイン、それは俗に言う「重たいワイン」といわれる種類で、口にしたとき、ずっしりとした舌触りやのど越しを感じます。"厚みのあるわいん"という表現が用いられる事もありますが、まあ早い話、「コクのあるワイン」として売られているものですね。
一方、口当たりが爽やかで、すっと体内へ入って行くような食感のワインはライトボディ、所謂「軽いワイン」と呼ばれるタイプのワインです。
この中間にミディアムボディも存在する事は存在するのですが、大抵の場合、このワインの重い・軽いという表現や感覚は、個人的主観に基づくもので、必ずしも重たいワインが美味しいと思える人ばかりではありません。むしろ、普段ワインを飲み慣れない人なら、軽いワインのほうがなじみ安いのは確かでしょう。軽いワインを気軽に楽しむ、それはそれで、十分グッドなワインの選び方だろうと、私は思いますね。
それに、本当に重たいワインに仕上げるには、濃縮した果実を使い、長期間熟成させる必要性が出て来ます。つまり、年代物のワインになれば、自然とある程度重たいワインになる訳ですが、それだけ手間暇掛かるので、その飲み応えとは裏腹に、財布は軽くなってしまいます。レストランで知らずにオーダーすると、後でずっしり気が重たくなるかも知れませんので、くれぐれもご用心を・・・。